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アート・ジャーナリズムの夜Ⅷ 無関心の時代のなかで

Video will not be published (Available Period: until 8/10/2022 (Wed) 23:59 JST)

【出演】
南島興

南島興が最近のアートの出来事について3時間かけて語る「アート・ジャーナリズムの夜Ⅷ」を7月27日に開催します。

この1か月どんなアートニュースがありましたか?たしかに何かはあったけれど、ほとんどのことは忘れてしまいます。この番組ではそうして日々過ぎ去ってしまう美術や社会についてのニュースを思い出し、その月の終わりに即時的なSNSとは離れて、しっかり時間をかけて解釈し考えてきました。

第8回目となる今回はメイントピックとして、2022年の真ん中を過ぎて実感した「2010年代の終わり」、これから来るだろう「無関心の時代」(例えば、NFTアートの盛り上がりは何に関心が集まっているのでしょう?)、日本とは異なる不自由さを明らかにした「ドクメンタと表現の自由」、昨年リニューアルオープンし、ジャイアントルームが話題となった八戸市美術館の現地レポート、また展覧会としてはゲルハルト・リヒター展(東京国立近代美術館)から「表象可能性とアレゴリー」、彫刻刀が刻む戦後日本展(町田市立国際版画美術館)から「コルヴィッツにおける子の喪失と子の制作」、加えて小松美羽展(川崎市岡本太郎美術館)から「作品とプロデュース論理」などについて考察したいと思っています。

そのほかのトピックとしては、モナ・リザへの攻撃と繰り返されるヴァンタリズム、大地の芸術祭での作品破損、ロシア・ウクライナ情勢と文化、美術手帖調べから見る学芸員の労務問題、ザムザ展レビュー応答などを取り上げる予定です。

これを見れば、自分なりにアートを通じてものが考えられるようになる、そんな番組を目指しています。そして、何よりぼく自身がそうでありたいと思っています。アートを通じて何かを考えたい。そんな方に届けられたら、とても嬉しいです。

たくさんの方のご視聴お待ちしております。ぜひ会場にも足をお運びください。

《出演者プロフィール》

南島興

1994年東京生まれ。横浜美術館学芸員。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程後期中退。全国の常設展・コレクション展をレビューするプロジェクト「これぽーと」主宰。旅行誌を擬態する批評誌「LOCUST」編集部。文春オンライン、美術手帖、「アートコレクターズ」他に寄稿。

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